一級問題
一級の試験は論述問題である。
論旨が一貫し、自らの主張が明確に示されていること(10点)に加え、1つ10点満点の4つの採点ポイントがどれだけ叙述されているかを基準とする。
また、こちらで用意したポイント以外にも、自らの主張を論拠とともに展開している場合は、採点者の裁量により加点する。
(5問の中から2問を自由選択し解答。1問50点。2問合計70点以上で合格。)
※当サイトでは、一級問題の一部のみ掲載しています。
問1
司馬懿の権力掌握過程について、
軍事力と土地制度に注目しながら論ぜよ。
問2
建安文学の特徴について、下に掲げた曹丕の『典論』に触れながら、漢の文学と比較して論ぜよ。
そもそも文章は国を治めるうえに重大な仕事であり、永遠に朽ち果てることのない偉大な営みである。寿命は尽き、栄華もその身限りであるが、文章は永遠の生命を持つ。周の文王は易の原理を推し広め、周公旦は礼を制定した。むかしの人は時間の過ぎ去ることを心配した。しかし、人々は努力せず、目先のことに追われ、千年のちにまで伝わる仕事を忘れてしまう。いま孔融らはすでに亡く、徐幹のみ(『中論』を著して)一家の言を樹立しただけである。
(曹丕『典論』論文篇)
※本問題は『三国志検定公式問題集』より抜粋。
採点ポイントおよび解答例は同書に収録しています。